ベジブロスとは、野菜をじっくり煮込んで作る、だし汁のことを指します。

ポイントは本来なら捨ててしまう野菜の種や皮、ヘタ、芯といった部分にこそ注目してつくるだし汁だということ。 野菜の栄養とうまみを100%すべて引き出すことができますし、野菜を徹底的に使い尽くすのでムダがありません。

・野菜のうまみを凝縮
・フィトケミカルがたっぷり溶け出している
・和洋中さまざまな料理との相性もいい

スープにしてもいいし、料理のだしとしても使えるので普段の野菜料理のレパートリーを増やしてくれるうえ、栄養価的にはワンランク上に引き上げてくれるはずです。

これまで捨てていた皮や種、ヘタや芯も無駄なく調理できるということで地球にやさしいといえると思います。

ベジブロスの作り方・手順

ベジブロスの作り方は、とても簡単です。

1、野菜の廃棄部分(皮・種・芯)を冷蔵庫に集めておく
2、野菜の切れ端をよく洗って大きな鍋に入れる
3、火をつける前に小さじ一杯の酒を入れる
4、弱火で20~30分煮込む
5、ザルで漉して出来上がり

※野菜くずの種類が多いほどおいしくなるし、栄養価もアップ
※野菜くず200gに対して水1Lが目安。
※古くなった野菜くずは使わない。
※お酒を入れるのは臭みを消し、旨味を出すため

そのままスープや味噌汁にしても良いですし、カレーなどの煮込み料理のお水の代わりに使ってもいいです。 基本のだし汁として色々使えますので自由に応用してみてください。

ベジブロスを作れるほど野菜の切れ端がたまらないという問題点

ベジブロスそのものは作るのは簡単なんですが問題はベジブロスを作れるほど野菜の切れ端がたまらないことがあるということです。 特に野菜料理が食卓に並ばない、あまり食べないご家庭では難しいと思います。

ベジブロスは野菜の切れ端を材料にするわけですから、そもそもある程度の野菜を調理しないとその皮や種やヘタも出てこないというのはわかると思います。

なので野菜不足の解消のためにベジブロスを作ろうというのは無理があるということはわかりますでしょうか? もともと普段から野菜をたっぷり食べていて、さらに効果的に無駄なく野菜の栄養を摂取したいという場合に ベジブロスは役立つ話なんです。

とりあえず料理に使った野菜の切れ端をジッパー付きの袋に溜めていき、1週間経って両手1杯分(200g~)の 野菜くずが溜まらなければ、そのご家庭ではベジブロスを作るというのは難しいと思ったほうがいいかもしれません。

サラダよりもスープ(煮汁)のほうがフィトケミカルを効率よく摂取できる

フィトケミカルを効率的に摂取するなら、スープ(煮汁)にして飲む方法が有効です。

フィトケミカルは野菜の細胞と細胞膜の間に存在していて細胞壁でしっかり守られているのでサラダを食べてもよく噛まないで飲み込むと腸に吸収されずに排出されてしまうことがあります。

だから細胞壁を壊してフィトケミカルを外に出すには、煮るのが一番いいといわれます。

フィトケミカルは熱に強い性質を持つものが多いので「煮る」程度では破壊されません。一方で、野菜の細胞壁は煮ることで壊れます。 そのため野菜をコトコト煮込むとその煮汁にフィトケミカルが溶け出してくるんです。

サラダとして食べるよりもスープ(煮汁)として摂取する方が、より効率的にフィトケミカルを摂取することができるのはこういう理由があるからです。 また、スープ(煮汁)にしたほうが、野菜をたくさん食べられるというメリットもありますよね。

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